【先取り学習】新中学1年生はこうすれば英語で落ちこぼれない!
2020/09/24
中学1年生になると英語の授業が本格的に始まります。中学校で習う英語は小学校の英語とはぜんぜん違います。会話やお遊び中心の授業から文法中心の授業に変わります。そこで心配になるのが、英語の落ちこぼれ問題です。学校の英語の授業についていけなくなると、取り戻すことはかなり難しいです。では、どの時期につまづきやすいのでしょうか。それは中学1年の1学期と2学期です。この時期を乗り切ることができれば、まずは中学3年間は大丈夫なはずです。そして、高校英語も理解することができるでしょうし、難関大学への進学にも希望が持てます。しかし、中学の最初で英語につまづいてしまうとほぼほぼリカバーするのは無理でしょう。高校卒業までの6年間の英語の授業がムダになってしまいますし、難関大学なんて夢のまた夢。では、英語で落ちこぼれないためにはどうすればいいのでしょうか。答えは、中学入学前の英語の先取り学習です。中学入学前に英語の先取り学習でスタートダッシュだ!
中学1年生で英語でつまづくとどうなるか
中学1年生で英語でつまづくとどうなるでしょうか。
中学1年で英語でつまづく
↓
中学2年の英語がわからなくなる
↓
中学3年の英語がわからなくなる
↓
難関高校への進学をあきらめざるを得なくなる
↓
高校英語がわからなくなる
↓
難関大学への進学をあきらめざるを得なくなる
わかりやすくするために、ものすごくザックリと書きました(笑)しかし、間違いありません。
中学1年生で英語でつまづくと再浮上はかなり難しく、苦手なまま6年間をムダにしてしまう可能性が大です。
中学1年生の英語のつまづきポイントは1学期と2学期です。
Be動詞と一般動詞の区別、使い分けです。
ここをうまく乗り越えられれば、まず中学英語は大丈夫でしょう。
では、どうすれば中学1年の英語でつまづかないのでしょうか。
英語の先取り学習
中学1年の英語でつまづかないようにするには、
中学入学前の先取り学習がもっとも有効です。
中学入学前にみっちり訓練すれば、中学英語はまずつまづかないでしょう。
事実、中学入学前に先取り学習をした子たちで英語でつまづいていた子はいません。
↓中学入学までの間の学習予定
アルファベット
ローマ字
簡単な単語
Be動詞を使った文章、疑問文、否定文
一般動詞を使った文章、疑問文、否定文
3人称単数
疑問詞
中学入学までにこういったところを勉強をする予定です。
特に大事なことは、
Be動詞と一般動詞の使い分けを身につける
英語の文章を覚えるクセをつける
この2つです。
Be動詞と一般動詞の使い分けを身につける
英語の先取り学習の目的のうちのひとつは、Be動詞と一般動詞の使い分けを身につけることにあります。
Be動詞を習った直後は、
[st-kaiwa1]Be動詞の文章ですか?余裕です♪[/st-kaiwa1]
そして、一般動詞を習った直後も、
[st-kaiwa1]一般動詞の文章ですか?余裕です♪[/st-kaiwa1]
そうなんです。
Be動詞も一般動詞も、それぞれは難しくありません。だいたいの子が書くことができます。
でも、しばらくすると・・・
[st-kaiwa2]You play tennis.の疑問文は Are you play tennis ? でしたっけ[/st-kaiwa2]
なんてことになるんです。
Be動詞と一般動詞がこんがらがってめちゃくちゃ!
また、3人称単数のSを付け忘れる子が多くなります。
先取り学習では、こういったところに時間をかけて体に覚えさせます。
高校受験直前に英語の苦手な生徒の対策をお願いされることがけっこうありますが、
そういった生徒には、
Be動詞と一般動詞の使い分けができていない
3人称単数のSを書き忘れる
これらのミスが目立ちます。
つまり、中1の最初のころに英語の勉強がしっかりできていれば起こらないミスばかり。
だから、先取り学習でBe動詞、一般動詞や3人称単数をみっちりやっておく必要があるのです。
英語の文章を覚えるクセをつける
進行形、受動態、現在完了、関係代名詞・・・などなど、さまざまな文法がありますが、その文法を理解できているかどうかは、わたしは英作文が書けるかどうかで判断します。
でも、だれでもはじめから英作文ができるわけではありません。
では、どうするのか。
英作文ができるようになるメカニズム
➀例文を覚える
➁語順が身につく
➂英作文は書くことができる
英作文を書くことができれば、文法の理解はバッチリです。
でも、学校や塾で英語を勉強するのに、なぜ英作文ができないのでしょう。
学校や塾の問題集は穴埋めや並べ替えといった問題が多く、文法の理解がそれほどなくても解くことができますからね。
文法をしっかり理解できていないと英作文は書けません。
偏差値が高い高校に進学する子は英作文ができます。
偏差値が高い大学に進学する子は英作文ができます。
つまり、英語が苦手だと「難関大学」への一般入試での進学はあきらめないといけません。
大学受験前の高校3年生の英語対策の依頼がよくあります。
英語が苦手な高3生は、
中学英語が理解できていません。
Be動詞と一般動詞との使い分けが完ぺきではないし、3人称単数のSは抜けているし、英作文が書けません。
そうならないように、
中1になる前から、Be動詞と一般動詞との区別、3人称単数のSを身につけさせ、英作文が書けるように英文の暗記の習慣をつけさせることが大事なのです。
まとめ
①Be動詞と一般動詞の使い分けができるように練習する
➁3人称単数のSの付け忘れがないように訓練する
➂英作文が書けるようになるために英文の暗記のクセをつける