家庭教師派遣業者からの新規案件で数学を教えに行くのを翌日に控えていたある日のこと、業者から連絡がありました。
「今日(そのご家庭に)行った(英語の)先生がさっそくクビになりました!先生も気をつけてください」
わたしたち、家庭教師としては初回でクビになってしまうのは絶対に避けたいことですが、ご家庭からすると意にそぐわない教師を辞めさせるのは当然の権利。しかし、そうは言ってもなかなか気まずくて・・・。そんなときでも業者経由で家庭教師を派遣しているのならば業者が煩わしいことをすべてやってくれます。これは業者を通す最大のメリットではないでしょうか。
と、いうわけで今回は家庭教師派遣業者のメリットそしてデメリットのお話をしたいと思います。




家庭教師派遣業者のメリット
業者に家庭教師の派遣を依頼する場合、メリットは次のとおりです。
家庭教師を選んでくれる
みなさんは家庭教師を選んだことがありますか?
ほとんどの方はその経験はないでしょう。
家庭教師を選ぶ・・・これはけっこう大変なことです。
そもそも家庭教師候補を見つけるのが難しいです。
どうやって家庭教師を見つける?
1.知り合いの家庭教師
2.家庭教師派遣会社
3.家庭教師紹介サイト
4.家庭教師個人のSNS
しかし、知り合いのプロ家庭教師・・・そんな人、身の回りにいますか?


インターネット上に家庭教師を紹介だけしてくれる業者もあります。
⇒しかし、それでも教師の決定はご家庭自身でしなければならないことが大半です。
家庭教師派遣業者は教科、日程、時間、性別、年齢などご家庭や生徒が希望する条件に合う家庭教師を選んでくれます。
家庭教師をクビにしてくれる
家庭教師は学校や塾以上に生徒と教師の相性が影響します。
教科、日程、時間、性別、年齢など条件がピッタリ合う家庭教師だとしても、生徒と相性が合うとは限りません。

そういった場合、家庭教師の交代を考えると思いますが、これがけっこうストレスです。
今はLINEなどが普及してくれたおかげで面と向かって伝えなくてもよくなりましたが、それでもこういったことをお話しするのは気が引けるという方が少なくありません。
ましてや知り合いからの紹介ともなると、紹介してくれた方の顔を立てなければならず辞めさせにくいといったこともあるでしょう。
しかし、業者経由で家庭教師をしている場合、わずらわしいことを業者がすべてやってくれます。
家庭教師をクビにしてくれる、これは業者を経由する最大のメリットです。
そして、家庭教師をクビにしたあと、次の家庭教師の選任もやってくれます。
業者を経由しない場合は、また家庭教師を選び直さないといけません。
以上をまとめると、
家庭教師派遣業者のメリット
1.家庭教師の選任をやってくれる
2.家庭教師をクビにしてくれる⇒再選任もやってくれる


家庭教師派遣業者のデメリット
料金が高い
業者を経由して家庭教師をする場合、最大のデメリットはなんといっても料金が高いということです。
有水と比較してもかなり高いです。




ちなみに有水の料金はこちらをご覧ください。
プロ家庭教師ですので決してお安い料金ではありませんが、業者経由の場合はこれの倍以上かかります。
業者を経由すると、授業料以外にも契約料や事務手数料、管理費などがかかります。それらに消費税も加算されます。業者によっては解約手数料をとるところもあると聞きます。
有水の場合は、かかる費用は授業料と交通費のみ。契約料や管理費などはいただきません。また、消費税もかかりません。
メモ
家庭教師派遣業者では授業料以外にもたくさんの費用がかかる
過去には・・・
高校生で1コマ2時間の授業、これを週2回つまり月に8回の授業する場合に月に20万円を業者に支払っているご家庭がありました。ちなみに有水でしたら8万円です。
高すぎですよね。次のことを知ったら、さらに高いと思うことでしょう。
なにもしてくれない


業者は契約前には熱心に、それも頻繁に連絡をくれるそうです。
そして、その熱意に、

と、多くのお母さんはほだされてしまうようです。
また、ご家庭が断れないくらいの勢いで攻めてきます。
今回は話を聞くだけのつもりだけだったのに、勢いに負けて契約してしまったということも。
注意ポイント
業者にいったん連絡してしまうと営業マンに圧倒されることがある。押しに弱いお母さんは要注意。
勢いに負けて契約してしまったなど自らの意思がはっきりしないままに契約してしまった場合には、その契約を解除することができるクーリング・オフがあります。
クーリング・オフ
クーリング・オフは、いったん契約の申し込みや契約の締結をした場合でも、契約を再考できるようにし、一定の期間であれば無条件で契約の申し込みを撤回したり、契約を解除したりできる制度です。
しかし、契約して指導がいったん始まってしまうと・・・
びっくりするほど業者からの連絡は来なくなります。
なぜ連絡が来なくなるのか。
それは簡単なことです。
連絡することがないから、です。
家庭教師という形態は結局のところ、家庭教師の経験や力量だけがものを言います。
そこに業者が入る隙はありません。


今現在だけではありません。業者は今までもにも新しいシステムを導入してあれやこれやとやろうとはしてきましたが、なにひとつ機能したことはありません。
これも理由はひとつで、現場の家庭教師の経験や力量のみが活かされるからです。
ご家庭は業者に生徒管理費を毎月支払っています。
それはその業者の「なにか」に期待されてお金を払うということですが、そこには「なにも」ありません。
その業者であることに対する付加価値はありません。

業者と家庭教師の先生との間で綿密な打ち合わせがなされていて、その方針をもって教師が指導にあたっていると思っていらっしゃるご家庭が多いです。

イメージ図
しかし、まったくそうではありません。
「最近どう?」すら業者からの連絡はありません。
業者も家庭教師の経験と力量でしか生徒の成績を上げることができないとわかっているので口出しする余地はないからです。
にもかかわらず、業者はバカ高い料金をぶん捕っているわけです。
メモ
家庭教師という形態は教師の経験と力量がモノをいうのであって、そこには業者がはいる隙はない。
以上、家庭教師派遣業者のメリットとデメリットについてお話しました。
それらを踏まえて、ご家庭に考えていただきたいことは、
考えていただきたいこと
- 高いすぎる料金を払うのに何の付加価値もない家庭教師派遣業者でいいのか
- 業者に依頼する以外の方法も知る
- 家庭教師という形態は教師の経験と力量がモノをいう
プロ家庭教師との直接契約がおすすめです
以上のことから考えて、プロ家庭教師に直接契約を依頼する方法以外にはないと考えます。







本当にささいなことでもかまいません、また家庭教師のご依頼を前提としない内容でもかまいませんのでなんでもご相談ください。


もちろん、指導させていただければ嬉しいですが、なにがなんでも契約しようというスタンスで営業しているわけではありません。
実際、「学生家庭教師の方がいいかも」とか「塾の方がいいかも」といったアドバイスをさせていただいたことだってあります。
そうやってコミュニケーションを重ねながらご家庭で考えてくださって結構です。
家庭教師をご依頼されることを前提とした場合の流れ
契約までの流れ
- ご家庭からのご連絡
- 有水からの返事(電話番号を記載します)
- お電話での打ち合わせ
- 面談するかどうかご家庭内で話し合い
- 面談
- 家庭教師を依頼するかどうかご家庭内での話し合い
だいたい、このような流れになります。
したがいまして、連絡即面談だったり面談即契約だったりするわけではありません。
有水への連絡方法
有水への連絡方法は以下のとおりです。
なお、ご連絡いただく前に 当サイト内の料金についてをご覧いただき、条件面などをご確認ください。
まとめ
家庭教師派遣業者は教師の選定をしてくれたり気に食わない教師をクビにしてくれたりするけど役割はそれだけ。にもかかわらず料金が非常に高い。ならば、安心安全のプロ家庭教師の有水に連絡だ!(面談料いただきますが)