有水の生徒にもビリギャルみたいな生徒がいた!

      2020/09/30

 

 

成績が悪かった学生ががんばって成績が上がった、〇〇高校や大学に合格した!というお話は昔からたくさんありますが、なかでもとくに有名なのが数年前に話題になった、「ビリギャル」。過去、有水が指導した生徒のなかにもビリギャルみたいな生徒がいたんです!そうです、成績がよくなかったのにがんばって超難関の慶應義塾大学に合格したんです!

 

ビリギャルって何だったっけ?

そもそも「ビリギャル」ってなんだったっけ?という人のためにものすごく簡単に説明すると、

ビリギャルとは、成績不振かつ非行に走りそうだったけれど、一念発起して慶應義塾大学に合格したという女の子の話。

 

さて、冒頭で書きましたが、「ビリギャル」ごとく成績がよくなかったけれど超難関の慶應義塾大学に合格した生徒が、有水が指導した生徒のなかにもいたんです。

それも、「ビリギャル」のように有名進学校の生徒ではなく、そこらへんの公立中学で成績が悪かった生徒です。

進学校だといくら成績がよくないといっても地頭がよかったりします。極端な例を出しますが、日本を代表する超有名進学校の灘中・高校で落ちこぼれたとしても早稲田大学や慶應義塾大学に合格できるレベルの生徒もいるそうです。

選ばれし生徒たちが通う進学校ではなく、できる子からそうでない子までが集う公立中学校で成績不振となると、正直なところがんばってもなかなか厳しいレベルです。

 

成績はどれくらいだったのか

さて、その「ビリギャル」のような生徒。とってもおとなしい男の子。指導をはじめたのが中学2年生の終わりでした。

その当時の成績を具体的に数字で言うと、国語と社会は平均点あるかないかくらい。数学は苦手ではないもののよくて70点。理科は得意で80点以上はとれていました。

問題は英語で・・・30点台。公立中で30点台だと相当残念な状態です。公立中の定期テストなんてなにもしなくても平均点くらいとってもらわないと困るのですが、30点台になると努力とかではどうでもできない知能の問題を疑わなくてはならない状況です。

しかし、わたしはそれほど悲観はしていませんでした。ただ、簡単ではないとも考えていました。

 

英語30点がな、なんと!

公立中学で英語30点台。これは相当やばい状況です。

しかし、わたしはそう悲観はしていませんでした。ただ、簡単ではないとも考えていました。

まず、悲観していなかった理由。それは上述のとおり英語以外の教科は悪くなかったという点。

そして、簡単ではないと考えた理由。仮に1教科であっても極端に点数が悪い場合、そこには何かがあるということを経験的に知っていたからです。

特に英語だけができないという場合は特殊な事情を考慮しなければいけません。つまり、努力ではどうにもならない事情が存在するのです。しかし、その特殊な事情の話はまた別なところで。

 

さて、英語30点台の彼は結局のところ何点とったのかというと・・・

中3の最後の定期テストで、93

 

教えるのではなく自分でやらせる

英語30点だとちょっとやったところでどうにもなりません。そこで、3年生の1年間をムダにするくらいのつもりで中1課程からじっくり勉強させるようにしました

ここが大事なところ。

「教えるのではなく、勉強させる」

 

当然ですが、進み具合はチェックします。質問にも答えます。しかし、結局は自分で乗り越えていくしかありません。自分が勉強したことだけが自分に残っていくのです。

その後

その後、彼は第一志望の私立高校の特進コースに合格し、そこでわたしの指導は終了。

年に数回連絡があって勉強頑張っているという話は聞いていましたが、まさか慶応に合格できるレベルになるとは。

お母様のお話では、わたしと勉強した1年と少しの時間を、とても大切な時間だったと思ってくれているようです。

 

彼が慶応に合格したのは、高校での彼の頑張りがあったからこそ。それ以上も以下もありません。

ただ、中学3年生の1年で自分で勉強するということを身をもって経験しなければ、慶応義塾大学合格なんてなかったかもしれません。

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