【2027年度入試】関西大学中等部の入試制度変更について

【2027年度入試】関西大学中等部の入試制度変更について

関西大学中等部では、2027年度入試より入試制度の一部が変更されます。

今回の変更は、募集人員の表記、英検を利用する入試方式、理科・社会の試験時間、後期入試の合否判定に関わる内容です。関西大学中等部を志望校として考えているご家庭は、早めに内容を確認しておきましょう。

なお、入試制度や出願条件は今後変更される可能性もあります。詳細・最新情報については、必ず学校公式ホームページおよび募集要項をご確認ください。

関西大学中等部 公式ホームページ
https://www.kansai-u.ac.jp/junior/

2027年度入試に関する変更について
https://www.kansai-u.ac.jp/junior/2026/04/2027.html

目次

2027年度入試の主な変更点

関西大学中等部の2027年度入試では、主に次の4点が変更されます。

1つ目は、募集人員表記の変更です。

これまで前期入試では、「4教科・3教科型」と「英検加点型」が分けて表記されていましたが、2027年度入試からは「4教科・3教科型」と「2教科+英検型」を合わせて、前期合計約65名という表記になります。

後期の「2教科型」は、約10名の募集となります。

「英検加点型」から「2教科+英検型」へ

大きな変更点の一つが、英検を利用する入試方式です。

これまでの「英検加点型」は、国語・算数の2教科の得点を100点満点に換算し、そこに英検取得級による加点50点満点を加える形でした。つまり、合計150点満点での判定でした。

2027年度入試からは、名称が「2教科+英検型」に変更されます。

配点も変わり、国語・算数は各100点、合計200点満点として扱われます。そこに、英検取得級による得点100点満点を加え、合計300点満点で判定されます。

英検取得級による得点は、次のようになります。

準1級以上:100点
2級:90点
準2級プラス:80点
準2級:70点
3級:40点

満点は150点から300点に変わりますが、全体に占める英検の割合は大きくは変わりません。変更前も変更後も、国語・算数が全体の約3分の2、英検が約3分の1を占める形です。

そのため、英検を取得している場合でも、国語・算数の得点力が重要であることに変わりはありません。

英検を持っていることは大きな強みになりますが、それだけで安心するのではなく、国語・算数でしっかり得点できる力をつけておく必要があります。

理科・社会の試験時間が短縮

前期の「4教科・3教科型」では、理科と社会の試験時間も変更されます。

これまでは、国語・算数・理科・社会の試験時間がすべて45分でした。

2027年度入試からは、国語・算数は45分のままですが、理科・社会はそれぞれ40分になります。

5分の短縮ではありますが、入試本番では時間配分に影響する可能性があります。

特に理科・社会では、知識問題だけでなく、資料を読み取る問題や計算を含む問題が出題されることもあります。今後は、正確に解くだけでなく、限られた時間内で解き切る練習も大切になります。

後期入試に「ボーダーライン優遇型」が導入

もう一つ注目すべき変更が、後期入試に導入される「ボーダーライン優遇型」です。

これは、前期入試と後期入試の両方に出願し、両方を実際に受験した受験生を対象にした制度です。

後期入試では、通常の合格最低点Aに加えて、それより10点低い合格最低点Bが設定されます。

後期のみを受験した場合は、通常の合格最低点Aで判定されます。

一方、前期・後期の両方に出願し、両方を受験した場合は、合格最低点Bで判定されます。

つまり、前期から関西大学中等部を受験している受験生は、後期入試で10点低い基準により判定されることになります。

関西大学中等部を本命校、または志望順位の高い学校として考えている場合は、前期・後期の両方を受験するかどうかが、受験戦略上の重要な検討ポイントになりそうです。

ただし、この制度は合格を保証するものではありません。他校との入試日程、受験生本人の負担、併願校の組み方なども含めて、慎重に判断する必要があります。

受験戦略として注意したいこと

今回の変更で特に注意したいのは、英検型と後期入試の使い方です。

まず、英検を利用する場合でも、国語・算数の力は欠かせません。

「2教科+英検型」では、合計300点満点のうち、国語・算数が200点を占めます。英検取得級による得点があるとはいえ、国語・算数で安定して得点できる力をつけておくことが大切です。

また、後期入試では、前期から受験した生徒に対する優遇制度が導入されます。

関西大学中等部を強く志望する場合は、「後期だけ受ける」のではなく、「前期から受ける」ことにも意味が出てきます。

もちろん、入試日程や他校との併願状況によって最適な受験パターンは変わります。第一志望校、併願校、受験日程を整理したうえで、無理のない受験計画を立てることが大切です。

まとめ

関西大学中等部の2027年度入試では、以下の点が変更されます。

・募集人員表記の変更
・「英検加点型」から「2教科+英検型」への変更
・英検型の配点変更
・理科・社会の試験時間短縮
・後期入試での「ボーダーライン優遇型」の導入

特に、英検を利用する受験生と、前期・後期の両方を検討している受験生にとっては、受験戦略に関わる変更です。

関西大学中等部を志望する場合は、早めに入試制度を確認し、英検対策、国語・算数の強化、理科・社会の時間配分演習を計画的に進めていきましょう。

なお、この記事は関西大学中等部が公表している情報をもとに作成しています。出願条件、試験内容、日程、配点などの詳細・最新情報については、必ず学校公式ホームページおよび最新の募集要項をご確認ください。

関西大学中等部 公式ホームページ
https://www.kansai-u.ac.jp/junior/

2027年度入試に関する変更について
https://www.kansai-u.ac.jp/junior/2026/04/2027.html

家庭教師有水では、関西大学中等部をはじめとする関関同立系附属中学校の受験対策にも対応しています。志望校の入試制度やお子さまの現在の学力に合わせて、必要な学習内容を整理し、合格に向けた学習計画を立てていきます。

関西大学中等部の受験をお考えの方は、お気軽にご相談ください。

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