有水と他のプロ家庭教師との違い
プロ家庭教師とは、専業で、もしくは収入の多くを家庭教師業で得ている人。
だれかが、どこかが定義しているわけではないのですが、このような感じでしょう。
で、プロ家庭教師と言えば、「成績優秀な生徒を難関校へ導く家庭教師」をイメージする人も多いのではないでしょうか。確かにそうです。多くのプロ家庭教師はその通りです。
一方で、有水は勉強が苦手な生徒、塾では結果が出せなかった生徒、そしてどこかでつまずいた生徒、つまり「カリキュラムから漏れてしまった生徒」の指導をメインにしているプロ家庭教師です。
そのため、同じ「プロ家庭教師」というカテゴリーには属しますが、細かなところではかなり違います。したがって、一般的なプロ家庭教師とは、指導の目的やアプローチ、考え方そのものが根本から異なるということをご理解ください。
有水と一般的なプロ家庭教師との違いを表にしました。
有水 | 一般的なプロ家庭教師 | |
目的 | 「できない」を「できる」に | 難関校合格 |
対象 | カリキュラムから漏れてしまった生徒 | 優秀層 |
指導法 | その生徒にあった指導 | ある程度は確立 |
指導料 | リーズナブル | 高額 |
有水の指導法
あらかじめ決められた型はない
指導法は、プロ家庭教師や塾にとってまさに生命線です。そのため、SNS上では家庭教師や塾講師たちが指導法について日々議論を重ねています。彼らは、どのように指導するかが成果を左右すると考えているからです。
有水も、指導法の重要性を認識しています。しかし、有水が教える生徒の多くは、そういった「指導法」から漏れ落ちた生徒たちです。だからこそ、彼らを指導する際には、いわゆる「指導法」からいったん距離をとる必要があります。すなわち、従来のやり方ではなく、別の視点から指導を考えなければならないということです。
では、別の視点とは何か。それは、教える側主体の「指導法」ではなく、生徒のリズムに合わせた指導、すなわち生徒(の個性)に軸を置いた指導です。100人の生徒がいれば、100通りの理解の仕方があるように、生徒の数だけ異なるつまずきや課題があります。その個性に応えるために、有水の指導には、あらかじめ決められた型を準備していません。それは、生徒ごとに異なるつまずきや課題に寄り添い、その子にとって最適に近い方法を見つけることが何より重要だからです。
「できない」を「できる」に
では、彼らにどのように指導していくのか――上述のとおり、決まった方法はありません。そこで、有水が指導を通じて目指していることをお話しします。それは、小さな成功体験の積み重ねです。有水は、生徒たちが「自分でできた」という感覚を持てるように試行錯誤します。これまではうまくいかなかった、自分の残像を自分の力で少しずつ消していってもらいたいのです。
ただ、生徒それぞれに個性が違う以上、成功を感じる瞬間も異なります。だから、何を、どれだけ、どうやらせるかも変わってきます。また、前回うまくいったからといって、次もうまくいくとは限りません。そのあたりのさじ加減こそ、家庭教師の力量が問われる部分です。
そして、成功体験を得るまでのアプローチこそが、生徒のリズムに合わせた指導、すなわち生徒の個性に軸を置いた指導というわけであり、「できない」が「できる」にかわる瞬間なのです。いや、生徒が自分で「できない」を「できる」に変えた瞬間なのです。
有水の実体験
指導者の多くは、もともと優秀で勤勉だった人が多いです。対して、有水はそれなりに優秀でしたが、勤勉であったとは決して言えず、学生時代に成績を大きく落としてしまったことがあります。お恥ずかしい話ですが、中学2年生のとき数学で30点をとってしまったことがありました。しかし、その2回あとの定期テストで数学は99点でした。
中学3年生になる前の春休みのことです。薄い数学の問題集を買って解き始めました。すると、どんどんわかっていくのです。
わかることが楽しくて、夢中になりました。
まさに「できない」を「できる」に変えた瞬間でした。
このとき、理解とは主体的な行動だということを実感したのです。だからこそ、生徒にも「教えられる」のではなく、自らつかんでほしいと強く願っています。
そして、その願いは、わたしの実体験に基づいているのです。
「できない」を「できる」にすることは、成績アップの入り口にすぎません。したがって、それだけでは不十分です。このあとには、「『繰り返す』を繰り返す」段階が控えています。ただ、今回は有水の指導の一端を知っていただくため、ここまでとします。
どんな生徒にも可能性はあります。塾でうまくいかなかった、勉強してもわからなかった。そんな生徒たちにも、です。
あきらめないでください。
有水といっしょに勉強しましょう。
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