つまずきを防ぐために、今できること
ここまで紹介してきた「つまずきやすい子の特徴」は、実は入学してから判明するものではありません。
その多くは、入学前の段階ですでに“予兆”として見えていることが多いのです。
だからこそ、
- その子に合った学校選び
- 入学前の段階でできる確認・準備
この2つがとても重要になります。
■ その1:志望校の見直し
関関同立の大学に進むためのルートは、「付属校」だけではありません。
たとえば:
- 立命館大学を目指すなら
→ 大阪立命館中学、平安女学院中学 など - 関西学院大学を目指すなら
→ 帝塚山学院中学、啓明学院中学校 など
このような“提携校”や“推薦枠のある中学”も選択肢として十分検討できます。
付属校と比べて入試の難易度がやや低く、周囲の学力レベルも落ち着いている傾向があるため、入学後も無理なくついていきやすいというメリットがあります。
ただし、注意すべき点もあります。
たとえば、付属校出身者は就職活動で有利に働く場合があると言われますが、提携校や推薦枠のある中学はあくまで“別ルート”であり、付属校とは立場が異なります(もちろん、就職活動で不利になるということではありません)。
また、大学進学の条件が厳しい学校もありますので、メリットとデメリットを整理した上で、最適な選択を考えることが大切です。
■ その2:入学前の確認と対策
「今のままでついていけるかな?」
「内部進学はできるだろうか?」
そんな不安がある場合、入学前に以下の3点をチェックしておくことをおすすめします。
✔ 英語:
アルファベット、ローマ字、基本的な単語の暗記がスムーズにできているか
✔ 算数(数学):
算数の理解に抜けや弱点がないか、中学内容にスムーズに入れそうか
✔ 学習習慣:
宿題や小テストへの取り組みを“自分で管理”できるかどうか
これらをプロの目線でチェックすることで、「どれくらい準備が必要か」が見えてきます。
- 比較的“軽度”の場合:
本人の努力やご家庭、家庭教師によるサポートで、十分に対応可能です。 - “重度”の場合:
志望校の変更(より負荷の少ない環境への変更)をおすすめするケースもあります。
無理に背伸びをして進学するよりも、子どもに合った環境を選ぶことのほうが、長い目で見て成長につながることも多いです。
まとめ|“楽しい6年間”にするために、準備は欠かせません
わたしはこれまで、関関同立の付属校に通う多くの生徒を指導してきました。
その中で、大学まで進学できなかったのはたった1人だけ。
しかもその理由は、成績不振ではなく、本人やご家庭の希望によるものでした。
つまり――
正しい準備と適切なサポートさえあれば、内部進学でつまずくことは防げるということです。
実際、付属校に通う生徒からは、
- 「学校生活がすごく楽しい」
- 「行事が多くて充実している」
- 「友達と6年間一緒にいられるのがうれしい」
といった前向きな声をよく聞きます。
そんな“楽しくて充実した6年間”を、途中でつまずかずに走り切るためには、入学前の準備と見極めがとても大切です。
ご相談ください
- 「今のままで本当に大丈夫?」
- 「気になる点はあるけど、誰に聞いたらいいかわからない…」
そんな不安を感じている方は、ぜひ一度ご相談ください。
入学前のチェックや、必要な対策のご提案、入学後のフォローまで、しっかりサポートいたします。


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