中学受験の準備はいつから始めるのがベスト? 小4や小5から始めるのが一般的ですが、小学6年生の6月からでも合格は可能です! この記事では、近畿大学附属中学を目指し、ゼロからスタートした生徒さんが短期間で逆転合格を果たした感動のストーリーをご紹介します。遅れを感じているご家庭必見の成功事例です!
小6の6月、ゼロからのスタート
学年:小学6年生
ご依頼時期:6月後半
ご依頼内容:近畿大学附属中学 合格を目指す
通塾状況:高校受験塾に在籍中
中学受験の勉強歴:ゼロからスタート
ご相談を受けたのは小6の6月。生徒さんは高校受験向けの塾に通っており、中学受験の知識はゼロ。特殊算などの受験算数も未経験でした。
さらに、面談で見たノートには驚きの事実が…
- 字が乱雑で内容がほぼわからない
- 板書を写すだけで、理解度は低い
塾の先生も中学受験への転向を相談した際、失笑するほど厳しい状況だと判断していました。
なぜ指導を引き受けたのか?
志望校が近畿大学附属中学だったことが大きなポイント。偏差値が高くなく、比較的取り組みやすい学校であり、以下の条件を満たせば逆転合格が可能と判断しました。
指導の条件
- 指導時間を十分に確保(塾は辞めて、家庭教師に一本化)
- 算数を最優先、国語を補助的に学習
- 社会はご家庭で徹底管理
ご家庭の了承を得て、6月後半から指導を開始しました。
指導開始と意外な手応え
- 指導内容:算数・国語をオンラインで週複数回、社会は家庭学習
- 手応え:予想以上の好スタート!
生徒さんは真剣に授業に取り組み、乱雑なノートのイメージを覆す真面目な姿勢を見せてくれました。
モチベーション管理が鍵
順調なスタートを切りました。
でも、集中力にムラがある、ダレていく・・・。
男の子の典型的な特徴。
そして、勉強ができる子ではないし、好きなわけでもない。
こういう子のモチベーション維持は大変。
家庭教師の役割は、勉強を教えるだけでなく、モチベーターとしてのサポート。凹みがちなメンタルを励まし、粘り強く指導を続けました。
驚きの偏差値アップとプレテストA判定
以前に通っていた塾で模試を受けたのですが、それが返却されました。

なんと、偏差値10アップ!
短期間での成果に驚きつつ、合格が最優先のため過程の成績は参考程度。
近大附属中学のプレテストでA判定を獲得。

10月後半の戦略変更:社会から理科へ
プレテスト結果はA判定。
しかし、社会が思うように伸びていませんでした。
何も対策していない理科の方がいい成績。
そこで決断を迫られました。
- 社会を続けて強化
- 理科に切り替えて新たな可能性を
しかし、10月も後半。この時期に理科に切り替えるのは・・・。
しかし、社会を続けても・・・。
お母さまに相談したところ、理科の方が点を取れる可能性があると考えられていたご様子。
そこで、ご家庭で取り組んでもらっていた社会を、理科(私が指導)に変更することになりました。
男の子の秘めた力:受験直前の急成長
男の子の特徴を上述しましたが、もう一つの特徴があります。
それは、受験直前に爆発的に伸びること。
年明けから生徒さんの実力は急上昇!
- 「あれ?そんなにできたっけ?」と思うほど変身
- 10月後半に切り替えた理科も順調
わずか半年で、合否を争える、つまり勝負できるくらいのところに到達しました。

そして、近大附属中 合格!
努力の結晶として、近畿大学附属中学に合格!
塾の先生が失笑するほどのスタートから、戦略的な指導と生徒さんの頑張りで逆転合格を掴み取りました。

小6からでも間に合う!成功のポイント
できる子なら、半年あれば近大附属中学に合格できるでしょう。
でも、塾の先生が思わず失笑してしまうくらいの成績の子。
では、今回のケースでは、なぜ合格できたのでしょうか。
成功の鍵は以下の通りです。
- 志望校に合わせた戦略的な学習計画
- 限られた時間を最大限活用する集中指導
- モチベーション管理で生徒のやる気を維持
- 常識では考えられない、受験2か月前の教科変更
たとえスタートが遅れても、正しい方法で取り組めば、近大附属中学のような学校は十分に目指せます。
2025年現在:中2として新たな挑戦
2025年、彼は中学2年生。合格後も指導を継続し、次の目標に向かって歩みを進めています。
中学受験の遅れを逆転したいご家庭へ
「準備が遅れた」と感じているご家庭でも、戦略次第で志望校合格は可能です!
近大附属中学をはじめ、私立中学を目指すなら、ぜひ一度ご相談ください。
あなたのお子さんの逆転合格を、全力でサポートします!
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