五ツ木・駸々堂模試第2回算数 過去の出題傾向と対策

五ツ木・駸々堂模試第2回算数 過去の出題傾向と対策
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過去問分析から見える「よく出る分野」と、今やるべき準備

5月24日(日)に実施される五ツ木・駸々堂 中学進学学力テスト・第2回
この時期の模試は、夏以降の本格的な受験勉強に向けて、自分の現在地を確認する大切な機会です。

また、立命館宇治中学立命館守山中学自己推薦入試の受験資格を得るうえでも、先日終了した第1回と並んで、非常に重要な回といえます。

今回は、2019年度~2025年度の第2回・算数をもとに、出題傾向と対策を整理しました。
「何が出やすいのか」「どこを優先して勉強すればいいのか」を、できるだけわかりやすくまとめます。

※詳細な試験範囲は、本番の約1か月前に発表されます。過去の傾向とは異なる試験範囲になる可能性が十分にあります。

過去の出題傾向

五ツ木・駸々堂模試の算数は6つの大問構成。

大問1 計算問題

最初は4題の計算問題。ここはイージーです。1問も落とせないところです。
整数、小数、分数の混じった計算が中心で、単なる計算力だけでなく、工夫して速く正確に処理する力が問われます。

大問2 小問集合

ここでは毎年、いろいろな基本分野が広く出ます。

よく出るのは、

  • 倍数・約数
  • 最大公約数・最小公倍数
  • 余り
  • 曜日や日付
  • 平均
  • 和差算
  • 数の性質
  • 連続する整数

などです。

一見すると基本問題に見えても、少しだけ考えさせる形で出ることが多く、
知っているかどうかだけではなく、落ち着いて整理できるかが大切です。

ここは4問全問正解、悪くても1問間違いで乗り切りたいところ。

大問3、4 図形

五ツ木・駸々堂模試は、図形の比重が高い模試です。第2回も例外ではありません。

第2回のなかで、とくに気になるのは

面積比
水の深さ
折り返し

あたりです。

いずれも過去問では超難問ばかりが出ているわけではありません。
ただ、ここを苦手とする受験生は少なくありません。

図形が得意な子は差を広げやすく、苦手な子は差をつけられやすい分野です。
基本問題を確実に解けること、そして典型パターンをいくつか経験しておくことが大切です。

大問5 規則性など

大問5の⑵は、規則性の問題が定番です。
数の並び、図形の並び、表の規則など、毎年少しずつ形を変えながら出題されています。

今年の第1回では、数の規則性が出題されました。
そう考えると、第2回では図形の規則性が出題される可能性も十分あります。

規則性の問題を、力技でなんとかしようとする子がいます(特に男の子)。
なんとか正解をもぎ取りたいという気迫は認めます。
しかし、数えミスなどのおそれがあるのも事実。
そこまで難しい規則性の問題は出題されません。
過去問などでみっちり練習したいところです。

大問6 文章題

大問6では、毎年いろいろな文章題が出題されます。
かなり幅が広く、「これだけやっておけば安心」と言い切るのが難しい大問です。

割合、売買損益、速さ(旅人算を含む)は比較的よく出ますが、
それ以外のテーマも十分ありえます。

難易度もバラバラで、
絶対に落としたくない標準問題から、正答率がかなり低そうな問題まで混ざる可能性があります。

ですから、ここは「全部取る」よりも、
取るべき問題を見抜いて確実に取ることが大切です。

対称な図形、文字と式

第2回特有な問題として、対称な図形と文字と式が出題されます。
過去問の傾向では基本的な問題ばかりですので、恐れることはないと思いますが、今回はどうでしょうか。

偏差値60を目指すなら

立命館宇治中学や立命館守山中学の自己推薦を意識するなら、
ひとまず算数で偏差値60前後は欲しいところです。

平均点を40点、標準偏差を20と仮定すれば、60点で偏差値60になります。

では、60点を取るにはどう考えるか。

大問1を全問正解で8点

大問2を全問正解で16点
→ここまでで24点

さらに、

大問5で5問中4問取れれば16点
→ここまでで40点

残りは、

大問3・4の図形10問のうち半分で20点

これで60点です。

もちろん、毎回こんなにきれいにはいきません。
それでも、大問1・2・5をしっかり取り、図形で半分取れれば十分勝負になるという見方はできます。

しかし、過去問の傾向と似れば平均点は上がります。60点では偏差値60に到達しない可能性があります。(2024年は平均点45点、2025年は38点)

2025年からの傾向

五ツ木・駸々堂模試対策の指導をしていて、私は2024年以前と2025年以降では、少し空気が違うように感じています。

これまでは、過去問の傾向を踏まえ、類似問題をしっかり繰り返すことで結果につながりやすい模試でした。
実際、それで十分対応できる部分も大きかったと思います。

しかし、2025年はその取り組みだけではやや苦しい印象がありました。
先日行われた2026年第1回でも、似た感想を持っています。

もちろん、出題の本質が大きく変わったわけではありません。
大枠はこれまで通りです。

ただ、まったく同じように過去問をなぞるだけでは対応しにくい部分が、少しずつ出てきているようにも感じます。
つまり、形式は同じでも、その場で整理する力や見抜く力が以前より求められているのかもしれません。

とはいえ、指導する側としても、どこまでの変化を見越して準備するかは難しいところです。
結局のところ、今できることは、過去問や類似問題をベースにしながら、考え方そのものを丁寧に身につけることだと思います。

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